コラム COLUMN
【山形市の歯医者】「フッ素塗布」って何?歯にどう作用してどんな効果があるの?
こんにちは。
山形市の歯医者「かつき歯科クリニック」です。
「むし歯予防にフッ素が効く」と聞いたことはありませんか?
フッ素そのものは大地・海水・農産物などに含まれる自然の産物ですが、医薬品として活用されるのは、陰イオン(一般的にはマイナスイオンとも呼ばれる)が含まれる「フッ化物」です。
このコラムでは、歯医者の定期検診の際に行われている「フッ素塗布」がむし歯予防に有効とされるのはなぜか、そのメカニズムを見ていきましょう。
フッ素塗布がむし歯予防になるメカニズム
歯の表面を覆うエナメル質は、ほとんどがハイドロキシアパタイト(HAP)という物質でできています。
これにフッ素が加わると、むし歯菌が作り出す酸への抵抗力が強いフルオロアパタイト(FAP)やフッ化ハイドロキシアパタイト(FHAP)に変化します。
つまり、むし歯の浸食に負けない歯へと強化するのです。
このFAPとFHAPは、歯の再石灰化を促進し、むし歯によるダメージを回復する力にも優れているので、むし歯菌が生み出す酸への抵抗性が高まります。
(参考:厚生労働省 e-ヘルスネット「歯・口腔の健康 フッ化物利用(概論)」) >
また、フッ素は、むし歯菌が作り出す酸から歯を守るだけでなく、むし歯菌の活動を弱める働きもあります。
むし歯菌は歯垢の中で繁殖しますが、フッ素がその中に入り込むと、むし歯菌は酸を作り出す力を抑えられてしまうのです。
どうやって活用するの?効果のほどは?
定期検診で行われるフッ素塗布ですが、フッ素塗布は年2回以上定期的に受けることが望ましく、1回のみでは効果は認められません。
定期的に行った場合は、
・乳幼児ではむし歯が半減
・永久歯に対しては20~30%の減少
との効果が認められたという報告があります。
しかし、この予防法の普及率はまだまだ完全ではなく、フッ素塗布を受けたことのある人の割合は、以下の通りです。
・2005(平成17)年:59.2%
・2016(平成28)年:62.5%
優れた効果が認められている予防法なのですから、普及率100%をめざしたいところですね。
(参照:厚生労働省 平成28年歯科疾患実態調査p29-30) >
「かつき歯科クリニック」でのむし歯予防の取り組み
「かつき歯科クリニック」では、定期検診やクリーニングの際にフッ化物での予防処置「フッ素塗布」を行っています。
また、自宅でできる予防法として、ブラッシング指導のほか、フッ素(フッ化物)入りの歯磨き剤やうがい薬の使用をおすすめしています。
予防に関心のある方や、しばらく歯医者にいっていないという方は、一度、歯科検診にお越しください。
当院へのアクセスは山形駅から車で13分で、10台分収容できる駐車場を備えています。
WEB予約も可能で、手軽に受診予約ができますのでご活用ください。
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