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【山形市の歯医者】「親知らず」はむし歯や噛み合わせに影響する?放置できないの?

こんにちは。
山形市の歯医者「かつき歯科クリニック」です。
 
今回のコラムでは、一般には「親知らず」と呼ばれている歯のことを解説します。
 
 

「親知らず」とは何?なぜ生える?どんな役割が?

「智歯」「第3大臼歯」との名前を持ち、歯列の上下左右の一番奥に生え、大臼歯の形をしている歯が「親知らず」です。
生えるかどうかは個人差が大きく、最も多い人で4本ですが、まったく生えない人もいます。
歯ぐきの中で成長が止まってしまい外見では生えていないように見えたり、ほかの歯によりかかっていたり、横向きに生えたりすることも多いのです。


(参考:厚生労働省e-ヘルスネットー「親知らず」) >

 
生えない人がいたり、数が揃っていなかったり、いびつな生え方をしたりするのには理由があります。
これは古代人が持っていた歯が退化したものだからです。
現代人は歯を28本持っていますが、古代人にはこの「第3大臼歯」があるので、上下左右を合わせて32本の歯を持っていたというわけです。
人間の生活様式変化によって退化した歯であるため、現代においてこの歯(親知らず)は特に役割を持っていません。
 
 

「親知らず」の問題点

「親知らず」が、ほかの歯と同じく上下ともにあってかみ合わせができており、垂直に生えているのなら問題ありません。
使える歯が増えたといえます。
問題は、いびつに生えてしまった歯です。
 
「親知らず」が生え始めるのは15歳ごろ、つまり乳歯が永久歯に生え変わった時期です。
そこへほかの歯の成長へ割り込むかのように親知らずが生え、歯列がゆがんでしまうことがあり得ます。
 
また八重歯のように、先に生えていた歯の後ろに張り付くように出てきたら、すき間は非常に狭いものとなり、歯を磨けなくなってしまいます。
その結果、歯垢や歯石が作り出されることとなり、むし歯菌や歯周病菌の温床になるのです。
 
 

「親知らず」は抜歯も困難……じっくり相談しましょう

「生えていない人も大勢いるのなら、自分にとっても不要なはず。さっさと抜いてしまおう」
そうお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、「親知らず」の抜歯は普通の歯を抜くより難易度が高いケースが多いのです。
 
例えば前述の横向きに生えている歯は、抜歯が非常に難しいもので、場合によっては顎の骨を削る必要がでてくることも。
歯根部分も、普通の歯とは違う角度で生えているため、知識や技術が不十分な状態で処置を行うと、顎の骨にある神経を傷付けてしまうおそれもあります。
 
【かつき歯科クリニック】の院長は、親知らずへの対処も含めた分野である、歯科口腔・形成外科をメインにキャリアを積んでいます。
親知らずを抜歯するべきかどうかなどの相談にも、適切に診断することができます。
親知らずについてお困りの方は、一度ご相談ください。
 


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