コラム COLUMN
【山形市の歯医者】歯科の定期検診はなぜ大事なの?むし歯や歯周病は身体へどんな悪影響が?
こんにちは。
山形市の歯医者「かつき歯科クリニック」です。
皆さまは、歯医者での定期検診を受けていらっしゃいますか?
ご自身ではあまり異常を感じていなくても、定期的に歯科検診を受け、むし歯や歯周病にかかっていないか確かめるのは重要なことです。
今回は、歯科検診の必要性について、ご説明します。
むし歯と歯周病……「予防・クリーニング」が必要な「口内2大疾患」とは?
「かつき歯科クリニック」では、病気の予防を目的とした「予防・クリーニング」を行っています。
対象となる病気は、「口内2大疾患」といわれるむし歯と歯周病です。
名前だけならよく知られているものですが、どのような病気なのか、改めてみてみましょう。
むし歯とはどんな病気?
「むし歯」とは、歯が溶ける病気です。
細菌が歯垢(プラーク)を作り出して歯に張り付き、酸を分泌するのです。
注意すべきは、かかりはじめは自覚症状がとぼしいことです。
むし歯になると、すぐに痛みを感じるイメージが強いですが、実際は悪化して歯の中心部に細菌が入り込んでくるまで自覚しにくいものなのです。
また、放置していると歯根まで溶かして歯を失わせ、さらには、顎の骨の骨髄まで壊死させてしまいます。
むし歯は、子どもにも多い病気です。
学校検診では一番多くみられる病気で、8~9歳では60~70%が発症経験があるとの調査結果が出ています。
歯列には歯ブラシの届かない箇所が多くあるためで、80%以上が小窩裂溝(臼歯の溝)から発症しているのです。
(参照:厚生労働省-eヘルスネット「子供のむし歯の特徴と有病状況」) >
歯周病とはどんな病気?
歯周病は、歯ぐきを溶かしてしまう病気です。
歯垢の中で原因菌が増殖する点はむし歯と同じです。
唾液中のリン酸カルシウムを歯垢に吸収させ、より頑丈な歯石に変化させます。
歯垢の状態なら歯磨きで取り除くこともできますが、歯石になると歯ブラシでのブラッシング程度では除去が不可能です。
菌は有害物質を作り出すため歯肉が炎症を起こし、歯がグラつく、歯ぐきから出血する、口臭がひどくなるなどの症状が進行します。
悪化すると歯がグラついて抜け落ちてしまうばかりでなく、動脈硬化を起こす、糖尿病を進行させるなど、全身の健康状態にも悪影響をおよぼします。
「かつき歯科クリニック」で行われる予防・クリーニングとは?
「予防・クリーニング」では、早期発見・早期治療を目的とし、専門的な機器を使ったお口の清掃・予防処置・ブラッシング指導などを行っています。
歯科医院だけが取り扱える高濃度のフッ化物を歯面に塗る「フッ素塗布」は、年2回~定期的に行うと高い予防効果が期待できます。
乳幼児の場合はむし歯をほぼ半減させたという報告もあるほどです。永久歯についても、20~30%程度の予防効果があるといわれています。
(参照:厚生労働省e-ヘルスネット「フッ化物歯面塗布」) >
「むし歯や歯周病を予防したい」という方や「ここしばらく歯医者に行っていない」という方は、「かつき歯科クリニック」へ相談にお越しください。
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