コラム COLUMN
悪いかみ合わせは治さないとダメですか?
こんにちは。
山形市の歯医者「かつき歯科クリニック」です。
かみ合わせは、歯並びにくらべて目立ちにくいことから、かみ合わせの悪さを自覚していても、あまり気にしない人もいますよね。
「とくに気にならないから平気」と思う人もいるかもしれませんが、かみ合わせの悪さはお口の中だけでなく、身体にも悪い影響をもたらしてしまうのです。
悪いかみ合わせとは、歯を失ったり欠けたりすることによって、バランスが悪くなっている状態を意味します。
さらに、詰め物や被せ物など、人工物の高さが合っていないことが原因で、かみ合わせが悪くなるケースもあるのです。
また、歯ぎしりや食いしばりなどによって歯に擦り減りが起これば、やはり高さが合わなくなって、かみ合わせが悪くなります。
悪いかみ合わせによって、次のリスクが発生します。
●むし歯や歯周病になりやすい
●肩こりや頭痛などの体調不良
●顎関節症になりやすく、さらに重症化しやすい
かみ合わせが悪いと口呼吸になりやすく、そうすると唾液が乾いて細菌が流れにくくなるため、むし歯や歯周病になるリスクが高まります。
また、かみ合わせが悪いことは、噛む筋肉にも悪い影響をもたらし、肩こりや頭痛を引き起こす要因になることもあるのです。
さらに、かみ合わせが悪い人は顎関節症になるリスクが高く、発症時も重症化しやすい傾向があります。
かみ合わせと歯並びは、同じ意味ではありません。
そのため歯並びが正常でも、かみ合わせが悪いケースがありますし、一方で歯並びが悪くても、かみ合わせが正常なケースもあります。
かみ合わせは動きに相当するものであるため、歯並びのように見た目で良し悪しが判断しづらく、自分のかみ合わせの状態を知るには、診断が必要です。
かつき歯科クリニックでは、かみ合わせを重視した診療を行っています。
かみ合わせは全身の基盤になっているため、全身に起こる、さまざまな症状の要因になっている可能性もあるのです。
肩こり、頭痛、腰痛などの体調不良に悩まされている方は、かみ合わせの治療によって改善できるかもしれないので、ぜひ一度当院にご相談ください。
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