コラム COLUMN
インプラントと入れ歯の違い
皆さんこんにちは。
かつき歯科クリニックです。
むし歯や歯周病で歯を失った際には、何らかの治療法で欠損部を補う必要があります。
具体的には、ブリッジ、入れ歯、インプラントの3つです。
その際、よく比較されるのがインプラントと入れ歯ですが、この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。
インプラントと入れ歯の違いとして最も大きいのは「人工歯根の有無」です。
インプラントにはフィクスチャーと呼ばれる人工歯根がありますが、その他の治療法にはありません。
そのことによって、インプラントはさまざまな優位性を獲得することができます。
インプラントは、天然歯に酷似した状態に仕上げることができます。
人工歯と人工歯根からなる構造自体、天然歯そっくりだからです。
また、セラミック製の人工歯は、色や質感、光沢などが本物の歯そっくりです。
一方、入れ歯は大型の装置であり、使用する素材もレジンが主体なので、インプラントより見た目が劣ります。
人工歯根があると、噛んだ時の力は顎の骨に伝わります。
そのため、「噛み心地が本物の歯のようで感動した」、という感想を持たれる方が非常に多いです。
その点、入れ歯は着脱式の装置であり、インプラントほどしっかり噛むことはできません。
使用していく中でズレたり、外れたりするトラブルも起こります。
インプラントは天然歯と同じようにお手入れできます。
定期的なメンテナンスは必須となりますが、入れ歯のように取り外してケアしなければならないということはありません。
この点も患者さんにとっては大きな違いのひとつといえます。
このように、インプラントと入れ歯にはいろいろな違いがあります。
いずれの違いもインプラントに軍配が上がるものばかりです。
そんなインプラントにも保険が適用されない、というデメリットがありますので、治療選択する際には、何を優先順位に置くかが重要となります。
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