コラム COLUMN
「噛み合わせが悪い」と診断された。何を基準にしているの?
こんにちは。
山形市の歯医者「かつき歯科クリニック」です。
歯科医院で「噛み合わせが悪い」と診断されて、「何を基準にしているのかな?」と疑問に思ったことはありませんか?
噛み合わせの悪さに心当たりがある方もいるかもしれませんが、中には食事もしっかりできていて、生活に支障がないのに、「なぜ噛み合わせが悪いといわれるの?」と、疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
噛み合わせは、「アングルの分類」を基準に診断されます。
ただし、これは噛み合わせについての分類であり、きれいな歯並びの基準とは少し異なっています。
アングルの分類は、1級、2級、3級の3つに分けられ、患者様がどれに当てはまるのかチェックするのです。
正常で、問題のない噛み合わせの状態です。
奥から2番目の歯(6歳臼歯ともいいます)が上と下とでどんな風に噛み合っているのかをみていきます。
1級の場合、6歳臼歯同士が歯の凹凸に合った噛み合わせをしています。
同じ2級の中でも、1類と2類の2つに分けられます。
1類は、下の6歳臼歯が上の6歳臼歯より 少し後ろで噛み合わせていて、なおかつ上の前歯が前方に出ている状態です。
いわゆる、「 出っ歯」の状態なので口が閉じにくいため 口呼吸をしています。
2類も1類と同じで、噛み合わせたときの6歳臼歯の位置関係がズレています。
違うところは、 前歯が出ていないというところです。そのため、外見では特に問題がなさそうにみえます。
出っ歯の状態ではないため、適切な呼吸法である 鼻呼吸ができています。
6歳臼歯の位置関係が、2級とは逆で、上よりも 下の方が前になり噛み合わせている状態です。
下顎が全体的に前に出るような、いわゆる「 受け口」の噛み合わせです。
歯は、見た目だけでなく噛み合わせもとても重要なものです。
噛み合わせが悪いため、むし歯や歯周病が進行しやすかったり、肩こりや偏頭痛の原因になる方もいらっしゃいます。
かつき歯科クリニックでは、噛み合わせ治療をおこなっております。
その場しのぎではなく、根本的なところから改善できるよう一緒にサポートをしていきます。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
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